
2013/10/23 ビジネス系 投稿者:千本木
本日のニュースはAppleの新製品発表で盛り上がっていますね。
個人的にもiPadやiPhoneを使用しているのでiPad Airには興味津々なのですが、実は21日に日本で発売された製品はあまりニュースになりませんでした。
kindle paperwhite(ニューモデル)です。
恥ずかしながら、私普段あまり本を読むタイプの人間ではありません。
なぜなら本棚から必要な本を探して持ってくるのが面倒だったり、積んである本を見るのが嫌。何よりも本屋に行くのが面倒。
じゃあネットで買えば良いかというとそういうわけでもなく、手元に届いた時点では読書欲が薄れてしまうというダメ人間です。
そういう私にとって電子書籍はうってつけでした。
手持ちのNexus 7ですぐダウンロードして読める手軽さ。
すぐ手に入るので読書意欲が削がれることもありませんしデータなので本も増えません。
ところが、kindleアプリで小説を購入し読み進めていた時でした。
「あれ、コミック読んでるのとなんか違う。」
今まで気にならなかったのですが、活字を読むにはタブレットの液晶は眩しくて疲れてしまうのです。
長らく書きましたがそういうわけで購入したのがKindle Paperwhite(ニューモデル)です。
なんでもできるNexus 7とは土俵が違う製品なのですが、「電子書籍を読む」という視点でNexus 7との比較をしてみたいと思います。
まずは本体。Nexus 7は7インチなのに対して、Kindle Paperwhiteは6インチ。Kindle Paperwhiteは文庫本サイズと言われますが、表示領域を考えると1ページに表示できる情報量は文庫本よりも少ないのではないかと思いました。
実際に読んでみるとあれ、意外にコミックはNexus 7の方が読みやすい?
Kindle Paperwhiteはやはり表示領域が小さく、解像度もNexus 7より低いため、画像の通りスキャニングしたコミック中の吹き出し内の文字が潰れてしまって読めません。
そうした場合に拡大をするのですが、このレスポンスが少しイライラします。
同様のことはNexus 7でも発生するのですが、拡大・縮小のレスポンスが良いためそれほど苦になりませんでした。
では小説等の活字を読む場合はどうか。
これは圧倒的にKindle Paperwhiteの方が読みやすいです。
コミックと違い、文字をスキャニングではなくデータとして持っているため、文字が潰れるということもありません。
そしてe-inkを使用しているので、紙に近い感覚で読めます。
もちろんNexus 7でも読めるのですが前述の通り眩しくて疲れます。
というわけで、電子書籍で何が読みたいかによって、適不適があることが分かりました。
うまく両端末を使って色々な本を読んでみたいですね。
7インチでもうちょっと解像度が高いKindle Paperwhiteが出ればいいのになーと思う千本木でした。