CloudWatchでAWSの監視(前編)

2015/12/08 AWS, 技術系 投稿者:千本木

千本木です。

AWSもシリーズ化してきた感がありますが、今回もAWSのCloudWatchについて記事にしたいと思います。

CloudWatchとは

サーバの運用では365日24時間の稼働を求められます。このためサーバに対する障害発生を検知する仕組みが必要となります。

また障害検知だけでなく、CPU稼働率やネットワーク帯域の使用量など様々な情報を取得し、健全なサーバ運用を実現しなくてはなりません。

当社でも物理サーバを管理運用しておりますが、様々なシステムを駆使して障害やステータスを把握する仕組みを構築しています。

今回解説するCloudWatchは、このサーバ運用で必須となるサーバの障害やステータスを監視するサービスとなります。

今回はEC2を監視対象として、CloudWatchによる基本的な監視設定について解説したいと思います。

CloudWatchでできること

公式ページによると
CloudWatchでできることは以下の通りです。

  • Amazon EC2のモニタリング
  • その他のAWSリソースのモニタリング
  • カスタムメトリックスのモニタリング
  • ログのモニタリングと保存
  • アラームの設定

CloudWatchの料金

詳しくはCloudWatchの公式料金ページに記載されていますが、無料利用枠とリージョンによって設定された有料利用枠があります。

http://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/pricing/

無料利用枠

Amazon CloudWatch は無料で始めることができます。無料利用枠内で利用できるアプリケーションを多数ご用意しています。

  • 新規のお客様も既存のお客様も、追加料金なしで最大 50 個のメトリックスからなる 3 つのダッシュボードを毎月ご利用いただけます。
  • Amazon EBS ボリューム、Elastic Load Balancing、Amazon RDS DB インスタンスのすべてのメトリックスと同様に、Amazon EC2 インスタンスの基本モニタリングのメトリックス (5 分間隔) は無料でご利用いただけます。
  • 新規および既存のお客様は、10 メトリックス(Amazon EC2 インスタンスまたはカスタムメトリックス、または CloudWatch Logs の詳細モニタリングに適用)、10 アラーム、および 100 万の API リクエストを追加料金なしでご利用いただけます。
  • 新規のお客様も既存のお客様も、追加料金なしで 1 か月あたり 5 GB のデータの取り込みおよび 5 GB のアーカイブされたストレージを受け取ることができます。

有料版についてはリージョンによって価格設定が異なりますので、公式サイトをご確認ください。

有料版ではカスタムメトリックスが使えるなどの利点があります。

CloudWatchを使ってみよう

それではCloudWatchを使ってみます。

まずはCloudWatchのサービスページへアクセスし、左側のメトリックスからEC2を選択します。

cw01

基本メトリックスを確認する

今回は基本メトリックスを使ってみます。

基本メトリックスは標準で用意されている監視対象のことで、EC2では以下の10項目が存在します。