皆様のパソコンにはウィルス対策ソフト(アンチウィルスソフト)はインストールされていますか?
恐らく殆どのパソコンでウィルス対策ソフトがインストールされていると思いますが今回はウィルス対策ソフト導入のポイントをいくつかご紹介いたします。
■更新期限の確認
たまにお客様のところにサポートでお伺いした際にウィルス対策ソフトの有効期限がきれていて、ウィルス定義ファイルが古いままの状態になっているケースがあります。
大体こんなケース
- お客様自身でパソコンを購入し、プリインストールされているウィルス対策ソフトをそのまま使っているケース
- ウィルス対策ソフトの更新を担当していた前任者がいなくなってしまい、そのまま放置されているケース
- 更新案内メールが来ているのに放置しているケース
このあたりの対策としては、管理を弊社のようなITサポート業者へのアウトソーシングするのが間違いないです。更新のタイミングで担当者から案内と見積が届くので安心ですね。
■ウィルス対策ソフトのベンダー/メーカーは異なるものにするべし
各パソコン(エンドポイント)にはウィルス対策ソフトが入っているかと思いますが、最近はその手前にUTM(統合脅威管理)を置いて、そこでアンチウィルスをするケースも増えています。さらにメールサーバでもウィルス対策を導入して2重・3重でウィルス感染を防ぐことが推奨されています。
殆どのウィルス対策ソフトのメーカーはエンドポイント、UTM、メールサーバの対策ソフトを揃えています。
管理者・担当者としては同じメーカーで揃えたい気分になりますが、そこをぐっと堪えて、それぞれを異なるメーカーにしてください。
最近はAIによるウィルス対策ソフトも出てきましたが、大体はパターンファイルによってウィルス対策をしています。
このパターンファイルの更新はメーカーによってバラバラです。
2重、3重でウィルス対策をする場合は、「どこかで検知して欲しい」という期待からくるものなので、1つのメーカーに統一した場合、「どこかで検知する期待値が減ります」。
ですので、異なるメーカーの製品をチョイスするのが重要です。
※くれぐれも1台のパソコンに複数のウィルス対策ソフトは入れないでくださいね!
【注意】ベンダー/メーカーによっては、他社のアンチウィルスエンジンを搭載している場合がありますので、何のアンチウィルスエンジンを使っているかも良く確認してください。
■コストも大切です
最近のウィルス対策ソフトは3台までインストール可能とか5台までインストール可能というライセンス形態の製品も増えています。
ある程度のパソコンの台数のある企業であればビジネス/エンタープライズ版の製品をオススメしますが、SOHOや台数の少ない企業であれば、コンシューマ向けの製品でもアリかと思います。ケチって期限切れのウィルス対策ソフトを使っているよりは何倍かマシです。
ウィルス対策ソフト・機器にも各社色々な特徴があるので、導入やリプレイスを検討されている方は是非弊社にご相談ください。